男子ゴルフツアー「マンシングウェアKSBカップ」で15歳8カ月の史上最年少優勝を果たした石川遼

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男子ゴルフツアー「マンシングウェアKSBカップ」で15歳8カ月の史上最年少優勝を果たした石川遼

“ハニカミ王子”石川遼、即プロ転向を否定「天狗になりたくない」 [ 05月23日 08時05分 ]
サンケイスポーツ

 20日に終了した男子ゴルフツアー「マンシングウェアKSBカップ」で15歳8カ月の史上最年少優勝を果たした石川遼(東京・杉並学院高1年)が22日、都内杉並区の同校で会見に臨んだ。「シンデレラボーイ」は今後について、即プロ転向宣言はしないことを改めて明言。周囲の喧騒に浮足立つことなく、地に足をつけて将来への歩を進める。

 落ち着いていた。合計60社、約120人のメディアが集まった会見にも、15歳の高校1年生は浮足立つことがなかった。歴戦のプロを破り、史上最年少で優勝を飾ったシンデレラボーイは堂々、かつ丁寧に答えた。注目の今後の去就についても、しっかりと自分の意見を述べた。


 「プロ宣言については、まだ落ち着いて両親と話せていないし、今のところは保留です。今回はいきなり出場して優勝できましたけど、自分の実力をまだ分かっていません。(アマとして)プロのトーナメントに数試合出場して、通用すると思ったらプロになりたい。その時期は、分かりません」


 20日にツアー優勝を飾って一躍「時の人」となった石川への注目度はすさまじい。人気低迷が続く男子ゴルフの「救世主」に対して、各メディアから取材依頼が殺到。学校側はその対応策として、急遽この日に共同会見を設定した。同席した岩本浅夫校長(58)は「(アマとして高校生活を送る)当初のプログラムが変わっていくのかな、と思う。これだけの注目度ですから、それも致し方ない状況」と話したほどだ。


 しかし、石川本人は冷静に未来の設計図を描いている。ゴルフの手ほどきを受け、現在も指導を仰ぐ父の勝美さん(50)と将来についての話し合いはまだなされていないが、その方針は変わらない。「天狗になりたくないし、一発屋では絶対に終わりたくない。今の目標は高校生として一番大きなタイトルの日本アマを獲ることです」と、プロへの階段を一歩ずつ着実に上がることを強調した。


 アマチュアのままでも、プロツアーに主催者推薦で出場することは可能。現実に、4位以内に入ればメジャーの「全英オープン」(7月19〜22日)出場権を得られる「ミズノオープンよみうりクラシック」(6月21〜24日)の大会関係者はラブコールを送っている。だが、石川はアマチュア競技を優先する考えを明らかにした。


 「(ミズノオープン)出場の可能性は低いです。夏までスケジュールが詰まっているし、試合が続くと、体調やスイングに支障が出るので…」


 究極の目標は米ツアーに参戦して「マスターズ」を制することだが、そこにたどり着くために背伸びはしない。さわやかな笑顔の高校1年生は足元を見つめ、着実に歩を進めていく。


〔写真:プロ転向が注目される遼くんは、さわやかな笑顔で「今は保留です」と語った

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